眼精疲労のツボはどこ?目・手・首の押し方と、首肩・顎から考えるセルフケア
「目の奥が重い」「夕方になると頭痛がする」「休んでもなかなか目の疲れが取れない」 そんなお悩みがある方に向けて、眼精疲労のセルフケアとして知られるツボの位置と押し方、そして目だけでなく首・肩・顎まで含めて考える視点をまとめました。
この記事でわかること
- 眼精疲労と、ふつうの目の疲れの違い
- 目の疲れが頭痛・肩こりにつながる理由
- 眼精疲労のセルフケアで使われるツボ4か所の位置と押し方
- ツボ押しの注意点と、眼科を受診する目安
- 目だけでなく首肩・顎から整える考え方
眼精疲労とは?ふつうの目の疲れとの違い
一晩休めば回復する目の疲れとは違い、休んでも疲れが取れにくく、目以外の不調も伴う状態が眼精疲労とされています。目の奥の痛みやかすみ、まぶしさに加えて、頭痛や肩こり、吐き気のような全身の症状として現れることもあります。
原因はパソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることによる目の酷使が代表的です。ほかにも、度数の合っていないメガネやコンタクト、ドライアイ、姿勢の崩れ、ストレスなど複数の要因が重なっていることが少なくありません。
目の疲れが頭痛・肩こりにつながる理由
画面を見続けていると、ピントを合わせる目の中の筋肉が緊張し続けます。それだけでなく、画面に顔を近づけた前のめりの姿勢になりやすく、首や肩の筋肉にも負担がかかります。
首や後頭部の筋肉が固まると、その緊張がこめかみや目の奥の重さ、頭痛として感じられることがあるといわれています。目の疲れと首肩のこりは、別々の悩みのようでいて、実はつながっていることが多いのです。
セルフチェック:こんなサインはありませんか?
以下の項目に当てはまるものがないか、確認してみてください。
- 夕方になると目の奥が重く、ピントが合いにくい
- 目を閉じると、まぶたの上から押されるような痛みがある
- 画面を見ていると、頭痛やこめかみのズキズキを感じる
- 首や肩のこりが慢性的にある
- 目が乾く、しょぼしょぼする
- 寝ても目の疲れが残っている
複数当てはまる方は、目だけでなく首肩や姿勢も含めて生活を見直すサインかもしれません。
眼精疲労のセルフケアで使われるツボ4選

セルフケアとしてよく知られているツボを4つご紹介します。位置には個人差があるため、押して心地よく感じる場所を探すつもりで行ってください。
| ツボ | 場所の目安 | 押し方 |
|---|---|---|
| 攅竹(さんちく) | 眉頭のくぼみ | 親指の腹で、下から上へ軽く押し上げる |
| 太陽(たいよう) | こめかみのくぼみ(眉尻と目尻の間から、指1本分ほど外側) | 指の腹で小さな円を描くようにやさしくほぐす |
| 風池(ふうち) | うなじの髪の生え際で、首の中央の太い筋肉の外側にあるくぼみ | 両手の親指で、頭の中心に向かってゆっくり押し上げる |
| 合谷(ごうこく) | 手の甲側の、親指と人差し指の骨が合わさる付け根のくぼみ | 反対の手の親指で、痛気持ちいい強さで押す |
目のまわりのツボ(攅竹・太陽)
目の周りは皮膚が薄くデリケートです。眼球を直接押さないよう、骨のふちに沿って指の腹でやさしく押してください。1か所につき数秒かけてゆっくり押し、ゆっくり離すのが基本です。
首のツボ(風池)
風池は、目の疲れとあわせて首や後頭部のこりが気になる方に取り入れやすいツボです。頭を少し後ろに傾け、頭の重みを預けるようにして押すと、強い力を入れなくても刺激が届きます。
手のツボ(合谷)
合谷は、デスクワークの合間に手軽に押せるツボです。ただし、妊娠中の方は刺激を避けるべきとされているため、行う前に医師や施術者に相談してください。
ツボ押しの基本と注意点
ツボ押しは、強く押せば効果が高まるというものではありません。「痛気持ちいい」と感じる手前の強さで、呼吸を止めずに行うことが基本です。
- 眼球を圧迫しない
- 入浴直後や食後すぐは避ける
- 押して痛みが強まる、気分が悪くなるときはすぐにやめる
- 個人差があり、感じ方や変化の出方は人によって異なる
ツボ押しはあくまでセルフケアの一つです。症状が強い、長く続く、悪化している場合は、自己判断で続けず専門家に相談してください。
目だけでなく、首肩・顎から考える
目の疲れを和らげようとして、目の周りだけをケアしても、すっきりしないことがあります。首や肩、後頭部の筋肉が固まったままだと、その緊張が目の奥の重さとして戻ってきてしまうためです。
RESORAでも、施術の現場で「目の疲れだと思っていたら、首の付け根がガチガチだった」という方に多くお会いしてきました。首まわりについては眼精疲労と首のケアについての記事、顎の緊張との関わりは眼精疲労と顎関節の関係についての記事もあわせてご覧ください。
動画では、目のまわりの筋肉にパルスの刺激を使ってアプローチする眼精疲労ケアの様子をご紹介しています。体の状態や感じ方には個人差があり、効果の実感にも個人差があります。
デスクワーク中にできるセルフケア習慣

画面から定期的に目を離すことは、いちばん取り入れやすい習慣です。作業の区切りごとに遠くを眺めたり、意識してまばたきを増やしたりするだけでも、目の負担は変わってきます。
目のまわりを温めるのも取り入れやすい方法です。蒸しタオルを目の上に乗せて、深呼吸をしながら休むと、目のまわりの筋肉がゆるみやすくなります。やけどしないよう、温度には十分注意してください。
画面の位置や明るさの調整も大切です。モニターは目線よりやや下に置き、画面と周囲の明るさの差を小さくすると、目の疲れにくさにつながるとされています。首や肩の負担については、デスクワークと首肩こりの関係についての記事も参考にしてください。
| セルフケア | ポイント |
|---|---|
| 画面から目を離す | 作業の区切りごとに遠くを見る |
| まばたきを増やす | 乾燥を防ぎ、ピント調節の負担を減らす |
| 蒸しタオルで温める | 目のまわりの緊張をゆるめる。温度に注意 |
| モニターの位置調整 | 目線よりやや下に置き、前のめりを防ぐ |
| 首肩のストレッチ | 痛みのない範囲で、こまめに行う |
| 睡眠の確保 | 目と体を休ませる時間をつくる |
いずれのセルフケアも即効性を求めるものではなく、習慣として続けることで少しずつ変化を感じやすくなるものです。
こんなときは眼科・医療機関へ
眼精疲労には、目や全身の病気が隠れている場合もあります。次のような症状があるときは、セルフケアで様子を見ず、早めに眼科などの医療機関を受診してください。
- 急に視力が落ちた、視野が欠けて見える
- 目の強い痛みや充血が続く
- 光の周りに虹のような輪が見える
- 激しい頭痛や吐き気を伴う
- セルフケアを続けても症状が悪化している
大阪本町のRESORA鍼灸院の眼精疲労ケア
RESORA鍼灸院は、大阪メトロ本町駅から徒歩1分の鍼灸サロンです。目のまわりだけでなく、首・肩・顎まで含めた全身のつながりを踏まえて、眼精疲労ケアを組み立てています。
セルフケアを続けてもすっきりしない方や、仕事の都合で疲れが積み重なりやすい方は、カウンセリングでお悩みや生活習慣をお聞かせください。お一人おひとりの状態に合わせた施術をご提案します。
まとめ
眼精疲労は、目の酷使だけでなく、首肩のこりや姿勢、生活習慣など複数の要因が重なって起こるとされています。攅竹・太陽・風池・合谷といったツボ押しは、手軽に取り入れられるセルフケアの一つですが、強く押しすぎず、症状が強いときは無理をしないことが大切です。
目のまわりだけでなく、首・肩・顎まで含めて整える視点を持ちながら、日々の習慣を少しずつ見直してみてください。症状が続く場合や気になる変化がある場合は、眼科などの医療機関にも相談しましょう。
よくある質問
眼精疲労に一番効くツボはどこですか?
どのツボが一番と言い切ることはできません。目のまわりの攅竹・太陽、首の風池、手の合谷などがセルフケアとしてよく知られています。感じ方には個人差があるため、押して心地よい場所を探してください。
ツボ押しはどのくらいの強さで行えばいいですか?
「痛気持ちいい」と感じる手前の強さで、呼吸を止めずにゆっくり押すのが基本です。強く押しすぎると逆に筋肉が緊張することがあるため、やさしい力から始めてください。
眼精疲労と頭痛は関係がありますか?
目の酷使や首肩の緊張が、頭痛として感じられることがあるといわれています。ただし、激しい頭痛や吐き気、視力の急な変化を伴う場合は、別の原因が隠れている可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。
妊娠中でもツボ押しをしてよいですか?
合谷など、妊娠中は刺激を避けるべきとされているツボがあります。自己判断せず、行う前に医師や施術者へご相談ください。
鍼灸で眼精疲労のケアは受けられますか?
RESORA鍼灸院では、目のまわりだけでなく首・肩・顎まで含めた眼精疲労ケアを行っています。詳しくは眼精疲労ケアのメニューページをご覧ください。

